「韓中修交30年の成績表は10点満点中5点」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.04 14:19
「過去30年の韓中関係は10点満点中5点ほどの成績表しか残さなかった」。
今年8月で修交30年を迎える韓中関係に対する韓国外大のカン・ジュンヨン教授の評価だ。カン教授は先月30日、高麗(コリョ)大学で開かれた学術会議「韓中修交30周年、そして韓中関係の未来」でこのように述べた。カン教授は韓中が1992年に修交して以来、過去30年の韓中関係を振り返るとき「経済や人的交流では『最大』の成果があったが、安保分野では『最小』の関係だけを維持した点で10点満点中5点の成績表しか残さなかった」と診断した。
修交当時、64億ドル(現レートで約8647億円)だった韓中交易規模は昨年末には3016億ドルへと47倍に増え、人的交流も13万人から2019年末1037万人へ80倍も増加するなど、経済と人的交流では飛躍的な発展を遂げた。しかし「北朝鮮がすでに核保有国になるなど、韓中修交当時に目標に掲げた韓半島(朝鮮半島)の安定と平和維持の側面ではちゃんとした成果を出すことができなかった」とのことだ。