ウォン相場一時1316ウォン…韓国銀行、きょう史上初の大幅利上げ予想
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.13 06:50
景気低迷と物価上昇が重なるスタグフレーションへの懸念からウォン相場が急落している。12日のウォン相場は1ドル=1310ウォンを超え13年ぶりにウォン安水準まで下がった。取引時間中には一時1316.40ウォンまでウォン安が進んだ。投資心理が萎縮し安全資産に挙げられるドルの価値は20年来の高値水準となった。
この日のソウル外国為替市場でウォン相場は前日の1ドル=1303.90ウォンより8.2ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1312.10ウォンで取引を終えた。年初来安値であると同時に世界金融危機当時の2009年7月13日に記録した1315ウォンから13年ぶりのウォン安水準だ。
変動幅も大きい。ウォン相場は年初の1ドル=1191.80ウォンと比較すると6カ月間で120ウォン以上下落した。取引時間中には一時1316.40ウォンまでウォン安が進み1320ウォン水準に迫った。