送還も写真も隠した文政権、南北関係のため脱北者を犠牲にしたのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.13 09:05
2019年11月に発生した脱北漁民強制送還事件が当時の文字報告の写真1枚のために明るみに出たのに続き、今回は写真10枚が確認され、漁民2人の意思に反して強制的に北朝鮮に引き渡された事実が明らかになった。
脱北漁民の送還は公開過程から釈然としなかった。2019年11月7日午前、国会予算決算委員会に出席した当時の金有根(キム・ユグン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保第1次長が携帯電話で文字メッセージを確認する場面がメディアのカメラに映ったのが発端だった。共同警備区域(JSA)の韓国側の大隊長(陸軍中佐)が当時、金次長に「北の住民2人を北に送還するが、自害の危険があり、赤十字社の職員ではなく警察がエスコートする予定」と報告した内容だ。