韓国に責任転嫁した日本にすぐに反撃…国際気候談判勝負師、鄭来権氏(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.21 08:18
2008年8月26日、アフリカ・ガーナの首都アクラ。国際気候交渉が行われていた会議場で日本代表が突然韓国に責任転嫁をした。日本代表は韓国・メキシコ・シンガポールを直接名指して先進国の削減義務を受諾するよう要求した。事前の説明や協議もなかった。外交慣例を無視した挑発的な発言だった。
現場にいた韓国気候変動大使の鄭来権(チョン・レグォン)氏が直ちに発言に出た。鄭氏は「昔の聖賢の言葉に、自分ができないことを他人にさせるなという言葉がある。日本は自分の削減目標は明らかにしないのに、協約上、義務負担国でもない国々に義務を負担しろと要求するのは本末転倒」と受け返した。