「凶悪犯だから北朝鮮に送還」した文政権、別の殺人脱北者は受け入れた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.24 12:23
殺人容疑がある脱北漁民2人を北朝鮮へ送還した2019年に当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権が殺人容疑のある別の脱北者の韓国での居住を許可していたことが確認された。
与党「国民の力」の太永浩(テ・ヨンホ)議員が統一部から提出させた資料によると、2019年の文在寅政権時代に統一部は殺人を犯して韓国に入国した容疑を受けている脱北者1人の居住を許可した。重犯罪歴がある脱北者は「非保護対象者」に指定して韓国への定着を許可するという「北朝鮮離脱住民の保護と定着支援に関する法律」に従ったものだ。
このほかにも統一部によると韓国政府は2003年、2010年、2011年、2013年、2017年、2019年にそれぞれ1人ずつ、殺人容疑のある脱北者合わせて6人の韓国定着を許可した。彼らもやはり「非保護対象者」に指定して国内定着を許可した。