韓国半地下に住む62万人が豪雨に震える…ソウル市、地下居住禁止を推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.11 06:54
「お金がなく半地下の部屋に長く住んだがとても恐ろしい瞬間でした」(ソウル・冠岳区の生活保護受給者リュさん)。
「今後半地下の部屋には絶対住まないでしょう」(ソウル・銅雀区の会社員パク・ソジンさん)。
8~9日の豪雨で浸水したソウルの半地下住宅居住者は歯ぎしりした。10日に取材陣が訪ねたリュさん(72)の半地下の部屋は戦場のようだった。リュさんは「30分もしないで水があふれた。『早く出てこい』という夫の叫びに身ひとつで抜け出した」と回想した。リュさんはソウル・瑞草区(ソチョグ)の家賃35万ウォンの半地下住宅に住んでいたが、3年前にさらに安い20万ウォンのここにきた。パク・ソジンさん(28)は2015年に大田(テジョン)から上京した青年だ。考試院で暮らしていたが保証金1000万ウォン、家賃45万ウォンのここにきた。冬にはかびがたくさん生え、トイレの水はいつも逆流する。8日夜には足首まで水があふれた。パクさんは「近く屋根部屋に引っ越す予定だが、こんなことになり悔しい」と話した。