日本の研究チーム「東京五輪後、日本国内のデルタ株が韓国など20カ国に拡散」
ⓒ 中央日報日本語版2022.08.17 10:46
昨年の東京五輪(オリンピック)をきっかけに、日本で発生した新型コロナウイルスのデルタ株が、韓国など世界20カ国に拡散したことが分かった。
井元清哉教授が率いる東京大学医科学研究所の研究チームは16日、日本で発生した「AY.29デルタ株」が昨年7~8月の東京五輪・パラリンピック開幕後、海外の20カ国で確認されたという分析結果を発表した。
井元教授がウイルスゲノム(一生物が持つすべての遺伝情報)が登録された国際データベースを分析してみると、日本国内の「AY.29デルタ株」感染者数は五輪開幕前の昨年6月から増え、7~8月の「第5波」で拡散した。