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いきなり「社長さん、いくらくれる?」…不法滞在者「乙質」始まった=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.19 09:14
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◆季節勤労者の離脱で出荷遅れ…1400万ウォン(約143万円)損害

全羅北道高敞郡(チョルラブクド・コチャングン)でジャガイモとメロンを育てている農家のチェ・ジェファさん(50)は今年5月、ネパールから迎えた外国人季節労働者2人に夜逃げされて大きな損害を被った。4950平方メートル(1500坪)に植えておいたジャガイモの収穫を控えていたが、仕事をする人がおらず出荷ができなかった。

 
当時ジャガイモ1箱(20キロ)の価格は7万8000ウォンで330平方メートル(100坪)当たりジャガイモ45箱の収穫ができることを考慮すると675箱の出荷が遅れた。求人が間に合わず、地団駄を踏んでいるばかりのチェさんの状況が伝えられると高敞郡庁職員が急いで人手を派遣した。だが、すでにジャガイモ価格は1箱あたり4万8000ウォン~5万8000ウォンまで落ちた後だった。

このような状況でチェさんをさらに腹立たせたのは、不法滞在外国人からの電話だった。見知らぬ番号でかかってきた電話で、外国人がいきなり「社長さん、仕事ある? いくらくれる?」と聞いた。チェさんが「日当12万ウォン」と答えると彼は「ダメダメ~」と話した。チェさんが仕方なく「13万ウォンに1万ウォンアップする」と言ったが、彼はそれでも「ダメダメ」と言った後、電話を切ってしまった。

焦る気持ちで何回も電話をかけてみたが結局つながらなかった。チェさんは「出荷時期が1週間遅れて1400万ウォンも損害を被った」とし「最近は不法滞在者が農家を選ぶおかしな状況になり、日当が15万ウォンまで跳ね上がり何かと悩みが耐えない」と訴えた。

◆不法滞在者「賃金引き上げ」…気ばかりが焦る農民

農民は不法滞在者が人手不足で困難に陥っている農民の心理を巧みに利用して、賃金をつり上げているとみている。彼らは長期滞在の間に収穫時期はもちろん連絡先まで把握していると農民は伝えた。最近、不法滞在者は人材事務所に取られる手数料(1万~2万ウォン)を節約しようと直接農家に接触している。

韓国では「外国人季節勤労者制度」を導入して7年が経過した。この制度は2015年忠清北道槐山郡(チュンチョンブクド・クェサングン)で試験的に実施された後、全国に拡散した。だが、人員が急激に増えて別名「ブローカー」が介入し始めた。彼らが紹介料名目で500万~1000万ウォンを取り、季節労働者の一部が不法滞在者に転落する事例が続出している。季節勤労者として働けば1カ月に200万~250万ウォン稼げるが、ブローカー費用を出せばほとんど手に残らない。結局、収入を得るために不法在留を選ぶ以外になくなってしまう。長期滞在を通じて韓国農業構造を把握しているブローカーは農家を相手に入金交渉を試みることもある。

忠清南道扶余(チュンチョンナムド・プヨ)でミニトマト農場を運営するイムさんは5月に不法滞在者3人を臨時に雇用した。ところが約束していた日に現れなかった。当時は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波で人手が非常に不足していて、内国人はもちろん不法滞在者まで人件費が最も高い水準まで上がっていた時期だった。

◆約束しておきながら「1万ウォン」高い農家のほうへ

イムさんは電話をかけて泣く泣く「1人当たり一日1万ウォンを上乗せする」とした。納品先との信頼関係を守るためだった。その後は彼らが携帯電話の電源を切ったため別途連絡する方法もなかった。

結局、イムさんは周辺の親戚や子女を急遽呼び、なんとかトマトを収穫した。数日後、イムさんは自分の農場に来ようとしていた不法滞在者が違う農場に仕事をしに行ったという話を聞いた。賃金条件がもっとよい場所だった。イムさんは「内国人は高い賃金、外国人は約束を守らないので堪えられない時が多い」とし「不法滞在身分の外国人がむしろ甲質(カプチル、パワハラ)をする場合が多くなっている」と述べた。

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    いきなり「社長さん、いくらくれる?」…不法滞在者「乙質」始まった=韓国(1)

    2022.08.19 09:14
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    今年4月、韓国に入国したフィリピン季節労働者100人が江原道楊口郡(カンウォンド・ヤンググン)に到着して農民と挨拶を交わしている。[写真 楊口郡]
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