45度の猛暑に「扇風機もつけられない」…灯が消えた中国成都の不満爆発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.22 09:42
連日40度を超える猛暑と干ばつが電力難を招き、ゼロコロナの衝撃から抜け出した中国経済が再び危機に瀕した。電力不足が深刻な四川省は制限送電で成都市都心の繁華街・春西路の電光掲示板が消え、半導体·自動車·電子メーカーの工場が操業を中断した。厳格なゼロコロナ政策で4-6月期0.4%、上半期2.5%の成長に止まった中国経済が、今回の電力難の影響で7-9月期の国内総生産(GDP)が0.13%減少する見通しだと香港明報が21日、報じた。
中国中央気象台は21日午前、10日間の高温警報を発令した。今月1日以降、重慶・四川・浙江・江西・湖北・湖南・陝西など200カ国余りの気象観測所の気温が40度を超えた。重慶市北区は同日、最高気温度45度で40度以上の高温が連続17日を記録した。連続3日以上の最高気温35度を超えれば高温警報を発令する中国で15日まですでに連続64日間高温が続き、1961年気象記録以来最長高温記録を塗り替えたと明報は報じた。