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【コラム】霞んだ「民族」の紐帯は結局廃棄されるのか=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.04 11:21
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こうした事情の中、韓半島にぼんやりと残る民族情緒がもう寿命を終えたことを認めなければいけない。人類学的に民族は血縁、慣習、言語共同体だ。ここに文化、歴史、政治体制のような共通経験が加われば、民族の概念は風化しない石の塊に変わる。北朝鮮が平壌郊外の朱蒙(ジュモン)の東明王陵に白頭(ペクトゥ)血統を刻み込んだのは深刻な歴史毀損に該当するが、韓国とは高句麗を共有する記憶共同体であることだけは間違いない。ところが記憶とDNAが同じだからと民族は成立しない。食の心配と生活苦を長く共に経験しなければならず、天然災害であれ外国の圧力であれ同じ空間で運命共同体を成し遂げなければいけない。

韓半島(朝鮮半島)7500万人の民族は2つの国に分かれて74年が経過した。戦乱の悲哀を拭う恨の歳月だった。ところが我々は民族構成の最大要因である国家がむしろ民族の概念を損傷する特殊な事例だ。政治体制、慣習、文化は驚くほど変わった。恐ろしいのは血縁の消滅だ。70年代まで失郷民は1000万人にのぼった。民族血縁が有効な時に生まれた1945年生まれの人たちが20年後にいなくなるとみれば、南北は実際の血縁関係がひとまず断絶する。想像の共同体の民族に心機一転の新しい活気を吹き込んではいけないわけではないが、今年38歳の金正恩が核を持って脅迫する時間が少なくとも20年以上も残っているとみると、そのような想像の空間が作られるのか疑問だ。反倫理的な核武力の前で民族の使用説明書は古い教範になった。

 
後頭部を強く打たれた。これをきっかけに迷夢から覚めなければいけない。韓半島民族主義から幻想を取り払わなければいけない。保守は「非核化」がもう成立しない命題であることを自認し、進歩は「わが民族同士」に説得されてはいけない。いつか必要な日のために民族主義の火を残しておく必要はあるだろう。北朝鮮の保母の中国が今後20年間強化していくグローバル影響力の中で北朝鮮の核は依然として健在なはずであり、韓米核同盟と戦術核配備配置に対する議論が実質的に必要になった。我々も本当に核武装側に進むべきなのか。非常に危険なシナリオが始まった。

宋虎根(ソン・ホグン)/中央日報コラムニスト/翰林大道憲学術院院長

【コラム】霞んだ「民族」の紐帯は結局廃棄されるのか=韓国(1)

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