冬来たる…サムスン電子、7-9月期の営業利益10.8兆ウォン「アーニングショック」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.07 16:04
サムスン電子が市場の予測値に達しない7-9月期の業績を発表した。主力製品のメモリー半導体の業績が悪化し、営業利益が3年ぶりに前年同期比でマイナスとなった。10-12月期と来年上半期も世界的な景気沈滞による需要減少と製品価格の下落傾向が続くと予想され、当分は「半導体の冬」が続くというのが業界の見方だ。
サムスン電子は今年7-9月期の連結基準の暫定業績を集計した結果、売上高を76兆ウォン(約7兆8000億円)、営業利益を10兆8000億ウォンと7日、公示した。昨年7-9月期(73兆9800億ウォン)と比較して売上高は小幅(2.73%)増加したが、営業利益は31.73%も減少した。売上高は70兆ウォン以上を維持したが、収益性が大きく悪化したのだ。