北朝鮮は日本が在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）と在日同胞を弾圧しているとしながら「絶対に許されない」と糾弾した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は２０日、「破廉恥な日本反動どもは彼らをはじめとする敵対勢力の反共和国侵略戦争演習騒動に対処した我々の自衛的措置に因縁をつけて列島全域を朝鮮人排斥の乱舞場にしている」と主張した。

通信は「最近、朝鮮学校や学生、総連機関を対象に敢行された憎悪犯罪の件数だけで１０件余りにもなる」としながら「これは日本当局によって引き起こされた計画的かつ組織的な国家犯罪」と主張した。

続いて「日本反動が開き直るような形で我々に因縁をつけて反総連策動に狂奔する野心を持っている」とし「日本全域で対朝鮮敵対意識をさらに高めて再侵攻の野望実現の有利な環境を整えようと目論むものだ」と非難した。

あわせて「我々共和国の尊厳と自主権を代表する総連と在日同胞、その子女に迫害を加えて、あらゆる被害をもたらしている日本反動のファッショ的暴挙は絶対に許されない」とし「我々人民の激昂した対日決算意志を肝に銘じ、いたずらにあれこれ騒動を起こすべきではない」と警告した。