【社説】梨泰院惨事遺族の絶叫、問責と真相究明に拍車をかけねば
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.23 12:02
昨日、梨泰院惨事の遺族たちが初めて記者会見を開いた。事故発生から23日ぶりのことだ。彼らは先に世を去った子どもを心の中に埋めることもできないまま泣いて、また泣いた。犠牲者の両親たちが断腸の思いを抑えながら、書いた文章を読むたびに会見を見守っていた市民も一緒にすすり泣いた。
遺族は「これまでの政府の対応に失望している」と話した。事故前後の措置がすべて不十分だったためだ。「6時34分から『圧死されそうだ』『統制しなければならない』などと警察への通報が11回あったが、警察は手をこまねいていた」。ある母親は「息子が心肺蘇生法を受けたのか、救急車搬送中に亡くなったのか死亡状況さえまだ分からない」と話した。