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「露、ウクライナ防空体系を消耗させるため『核弾頭ない核ミサイル』使用」

ⓒ 中央日報日本語版2022.12.02 11:47
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ロシアがウクライナの防空システムをかく乱しようと、数十年間にわたり兵器庫に保管されていた戦略武器まで投入しているという分析があった。

英BBC放送によると、ウクライナ軍研究部門の幹部ミコラ・ダニリウク氏は1日(現地時間)の記者会見で、ロシアが核弾頭搭載が可能なミサイルを核弾頭を搭載せず発射したと明らかにした。

 
ダニリウク氏はウクライナ西部ルビウとフメリニツキーでX-55巡航ミサイル(NATO名称AS-15)の破片が発見されたと説明した。このミサイルは旧ソ連時代の1980年代に事前調整を経て戦略目標を打撃するために設計された核兵器。英国防省はX-55巡航ミサイルはただ核弾頭を運搬する目的で製作されたと伝えた。

ロシアはこのミサイルをウクライナに発射したが、核弾頭の代わりに爆発性のない物質を搭載したことが分かった。ウクライナ軍は発見されたミサイルの破片を分析した結果、正常範囲を越える放射性物質は検出されなかったと明らかにした。続いて、爆発性のない弾頭のミサイルとはいえ、飛行時に蓄積された運動エネルギーと残りの燃料のため打撃時には危険だと指摘した。

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