「低金利」で輸出拡大した日本、円安効果通じず固執捨てた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.26 07:13
日本はこれまで米国が金利を上げるたびに低金利を守ってきた。策略があった。米国との金利格差が広がるほど対ドルで円が急落する。いわゆる円安政策のためだ。円安は輸出競争力を高めてくれる。日本は円高に対するトラウマが深い。1985年に米国など先進5カ国は日本の経済力を統制するためにプラザ合意を押しつけ当時1ドル=300円を行き来した為替相場を100円近くまで急激に引き下げた。
この時から日本経済は力が抜け始めた。円高状況では日本企業の輸出競争力が落ちる。しかもちょうど韓国が強力な製造業国として浮上し日本は円高の恐怖に苦しめられなければならなかった。日本の財界は終わることなく円高脱皮を要求し日本政府と日本銀行はこの要求に応じて円安を誘導していき始めた。