尹大統領「北の無人機1機来れば我々は2、3機送れ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.29 08:16
北朝鮮の無人機が侵犯した翌日の27日午前には金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長が緊急安保状況点検会議を開いた。李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官、金承謙(キム・スンギョム)合同参謀議長、カン・シンチョル合同参謀本部作戦本部長らが領空侵犯関連事項を点検した。当時、軍は空軍戦力を稼働したが、KA-1軽攻撃機が墜落するなど対応できなかった。
国務会議が始まる10時30分が近づくと、金聖翰室長と李鐘燮長官が別に尹大統領に対面報告をした。この時、尹大統領は「国防部と軍はいったい何をしたのか」と強く叱責した。大統領室の関係者は「激怒」という表現を使った。この関係者は「尹大統領が軍に無限の信頼を送っているが、その信頼を満たせなかった。訓練が不足し、規律が弛緩した部分について強く叱責し、補完を注文した」と伝えた。
◆国防委、長官を呼んで懸案質疑