「韓国、米国核の傘の懸念拡大受け…両国最高位レベルで戦術核も議論中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.25 17:58
韓国と米国の最高位レベルが北朝鮮の核対応策として韓半島(朝鮮半島)への戦術核再配備を含む多様な案を緊密に議論しているとラジオ・フリー・アジア(RFA)が24日に米中央情報局(CIA)出身の専門家の話として報道した。韓国で北朝鮮の核脅威を米国の拡大抑止(核の傘)水準で完全に抑制できるかという懸念が出ている中でこれを緩和しようとする措置の一環と分析される。
報道によると、米ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は前日に米政策研究所AFPIが主催したオンライン座談会で、現在米高官らが韓国で「3種類のオプション」(米戦術核の韓半島再配備、米国が同盟国に配備した戦術核を該当国と共同運用する核共有協約、韓国の独自核武装化)と呼ばれる北朝鮮の核対応アプローチ法が多様に議論されている状況を真摯に受け止めていると伝えた。