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韓日野球のレジェンド李承ヨプ、監督として新たな野球人生の幕開ける

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.30 17:33
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李承ヨプ(イ・スンヨプ)という名前は韓国プロ野球でこの上なく大きな存在感を持つ。「国民打者」という修飾語だけでは説明するのが難しい影響力のおかげだ。KBOリーグではMVPとホームラン王だけで5回獲得しており、2003年には当時の基準でアジア最多ホームランの56本を記録し全国的なシンドロームを起こした。また、各種国際大会では毎回決定的な役割を担い韓国プロ野球史上最も愛される選手となった。

だれよりも華麗な現役時代を過ごした李承ヨプは2017年を最後にグラウンドから離れた。その後KBO広報大使と解説委員として活動し、現場とはしばらく遠ざかった。時々指導者復帰説が出てきたりもしたが、あくまでもうわさだけでとどまった。

 
しかし昨年秋、李承ヨプはすべての予想を破って突然現場に戻ってきた。監督という肩書きとともにだった。それも出身チームのサムスン・ライオンズではなく、斗山(トゥサン)ベアーズの指令塔という点でサプライズ起用という評価がついてきた。

このように現場に復帰した監督・李承ヨプがいま新たな野球人生の幕を開ける。李監督は29日、斗山の選手団とともにオーストラリアのシドニーにあるキャンプ地のブラックタウンに向かった。指令塔就任後初めて指揮する春季キャンプだ。

この日仁川(インチョン)国際空港で会った李監督は、「引退後初めて長時間留守にすることになった。いま再び野球に戻ってきたという現実を感じている。荷物をまとめながら始まりだと感じた」とぎこちなく笑った。続けて自分を見るために長蛇の列を作ったファンに向けては「久しぶりの公式的な外部日程で多くのファンが歓待してくれる感じだ。何人かは数年前から顔見知りのファンでもある」と話した。

李監督は斗山の指揮棒を取り熱いスポットライトを浴びた。しかしハネムーン期間は終わった。いまや指令塔として指導力を発揮しなければならない時間だ。特に7年連続韓国シリーズ進出の栄光を持ちながら昨年は9位まで転落した斗山の名誉回復に向けては新しい指令塔のカリスマあふれる統率力が切実だ。

李監督は「実戦を準備しなければならない重要な時期だ。そうした点から私の目で選手たちをもっと多く確認したくて例年より多い人数を連れていく」と説明した。続けて「40日程度のキャンプだが50日から60日くらいやったという満足感が出るようにしたい」と覚悟を付け加えた。

今回の春季キャンプで李監督が強調したポイントは新旧調和だ。マウンドでは左腕投手チャン・ウォンジュンを、野手陣では遊撃手キム・ジェホについて言及した。2人とも1985年生まれで技量は全盛期と比較して落ちるという評価を受けているが、1軍キャンプの最初と最後をともにする。名家再建に向けては新旧調和が必ずなければならないという監督李承ヨプの哲学をうかがえるようだ。

この日「ベテラン」という単語をしばしば口にした李監督は、「チャン・ウォンジュンは129勝を収めた選手だ。その貫禄は無視できない。どのポジションを務めようが今シーズン1軍で見られたら良いだろう。また野手陣では遊撃手のポジションが心配だ。キム・ジェホとイ・ユチャン、アン・ジェソクがいるが、経験の多いキム・ジェホがバランスを取ってくれることを望む」と話した。

スポーツ系には「スターは名将になれない」という俗説がある。選手としていくら最高の域に達したとしても監督としては成功が難しいという意味だ。李承ヨプという名前にもこのような緋文字がつきまとうが、李監督は「私に経験がなくてそのように心配される方々が多いようだ。でも一回ぶつかってみたい。今年のシーズンが終わる時『そんな考えは間違っていた』と思わせるように準備する。すべての評価はその時受けたい」という自信あふれる語り口とともに指令塔としての一歩を踏み出した。

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