イ・ボミ（３５）が２０２３年シーズンを最後に日本女子プロゴルフ（ＪＬＰＧＡ）ツアー生活を終えることにした。

イ・ボミは２７日、日本の所属先である所属先の延田グループを通じ、「私は今年、日本ツアー最後のシーズンを過ごそうとしています。ＪＬＰＧＡに２０１１年に初めて挑戦して１３年目になりました。振り返ると、とても長い時間だったと思うし誰よりも楽しく幸せにツアー生活を送りました。これまで心配事なく試合だけに集中できるよう、手厚いサポートをしてくださったスポンサーの方々、ファンの皆様、スタッフたち、そして競争の中でも共感できる仲になってくれたＪＬＰＧＡ選手たちにも心から感謝します」などとコメントを出した。

イ・ボミはＪＬＰＧＡツアーの生きる伝説だ。２０１１年の入門から通算２１勝を収めた。１６０センチメートルの小柄な体格でも揺るがないプレーを見せフィールドを魅了した。また細やかなファンサービスで多くの人気を得た。

しかしイ・ボミも３０代半ばに差しかかり引退の時期を悩んだ。イ・ボミの韓国の所属事務所ＧＡＤスポーツのソ・スンボム本部長はこの日、電話取材に「引退はある程度考えてはいた。時期が問題だったが選手が今年のシーズンを気楽にやりながら自然にファンたちとあいさつしたいという意向を明らかにした」と打ち明けた。

ＪＬＰＧＡツアーからは離れるが、フィールドと永遠に別れるのではない。イ・ボミは韓国女子プロゴルフ（ＫＬＰＧＡ）ツアーの永久シード権を持っておりいつでも出場が可能だ。したがって今後もたまに大会に出て韓国のゴルフファンとも会う計画だ。

イ・ボミは「日本ツアー引退を決めるまで本当にたくさん悩みましたが最後のシーズンは楽しく終えたくてシーズン前に発表することになりました」とコメントした。

日本生活を整理するイ・ボミは今シーズンＪＬＰＧＡツアー４～５大会とＫＬＰＧＡツアー１～２大会をともにこなす予定だ。