米国また緊縮の懸念…ウォン相場18ウォン急落、3カ月ぶり1320ウォン台
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.28 07:01
米国の「緊縮の恐怖」に27日の韓国金融市場は揺れ動いた。株式・債券・ウォンが同時に下落する「トリプル安」が現れた。ウォン相場はこの日1日で18ウォンのウォン安となり3カ月ぶりの安値水準を記録した。韓国総合株価指数(KOSPI)は約1カ月ぶりに取引時間中に2400ポイントを割り込んだ。米国のインフレ(物価上昇)への懸念で緊縮の恐怖が再び頭をもたげているからだ。
この日KOSPIは前営業日より0.87%安の2402.64で取引を終えた。再点火された緊縮の恐怖にKOSPIは取引開始直後に1.6%以上急落して2383.76まで押された。午後に入り下げ幅を減らし2400をかろうじて守った。取引時間中に2400を割り込んだのは1月20日から約1カ月ぶりだ。
時価総額上位銘柄も一斉に下落した。時価総額上位10銘柄(優先株含む)のうち、起亜が0.93%上がりネイバーが0%で横ばいとなった以外、8銘柄が下落した。LG化学が1.79%と下落幅が最も大きく、サムスンバイオロジックス、サムスン電子、SKハイニックスの株価も1%以上下がった。