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「愚かな決定」SVB預金引き出しあおり…先に230万ドル持っていったCEO

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.16 12:11
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米シリコンバレー銀行(SVB)破綻をめぐり、グレゴリー・ベッカー(55)最高経営責任者(CEO)に対する責任論が台頭している。米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げとIT業界の不況など市場変化にまともに対処できなかったという責任論だ。ウォール・ストリート・ジャーナルは13日、「ベッカーCEOのリスク管理誤判断が事態を悪化させた」と指摘した。

外信はベッカーCEOが金利の影響を大きく受ける商品に対しリスク管理をしなかったのが最大のミスだと分析した。昨年FRBが金利を4%上げたが、SVBは全売却可能証券(AFS)の約2%に対してだけ利上げヘッジに出た。昨年末には「大規模債券ポートフォリオに金利ヘッジ内容は事実上ない」という財務報告書を出したりもした。ウォール・ストリート・ジャーナルは「昨年FRBが数十年ぶりに超高速利上げを断行したのにベッカーCEOは金利下落に賭けた。リスク管理から目をそらし楽観的に予想して破綻を繰り上げた形」と伝えた。

 
会社の損失規模など財政状況を公開したのも主要な失策に選んだ。ベッカーCEOの性急な決定が大規模預金引き出しをあおったということだ。ベッカーCEOは8日、「SVBが180億ドル相当の損失を出し、22億5000万ドル相当の新株を発行することにした」と発表した。ほぼすべての貸付を銀行から受けているシリコンバレーのIT企業は恐怖に青ざめ、SVBの株価は60%近く暴落した。預金も発表から36時間で420億ドルが引き出された。CNNはSVB従業員の話として「銀行の財政状況を公開的に認めたことにだれもがあわてた。完全に愚かな決定」と伝えた。

ベッカーCEOは破綻直前に自身の株式を売却しておりモラルハザード議論にも包まれた。彼は破産11日前の先月27日に親会社のSVBファイナンシャルの株式1万2451株を売却した。彼が得た純利益は230万ドルと推定される。「企業内部者は最小30日前に株式売却計画を報告しなければならない」という米証券取引委員会(SEC)のルールには外れていないが、道徳的責任から目をそらしているという批判が出ている。特に彼は破綻3日前のカンファレンスで「フィンテック、クリーンテック、アグテックなど新しい分野の会社を始めるのに良い時期」として創業・投資を促したりもした。結局SVBの株主はベッカーCEOとダニエル・ベック最高財務責任者(CFO)を相手に損害賠償を要求する訴訟を起こした。

ベッカーCEOはSVBに融資担当の平社員として入社しCEOにまで上り詰めた立志伝的人物だ。インディアナ大学で経営学を学び、コメリカ銀行など中小銀行で働いた彼は1993年に上司とともにSVBに転職した。2011年からCEOを務める彼はSVBを米国20大銀行にするのに大きな功績を立てた。彼の武器は技術産業をはじめ革新分野に投資したことだ。2007~2008年の金融危機後に多くの銀行がリスクを避ける戦略を立てた時、ベッカーCEOはスタートアップなど潜在力がある投資先に集中した。ウォール・ストリート・ジャーナルは「SVBがスタートアップに独占的な業務契約を要請できた理由」と分析した。

ロイターによると、ベッカーCEOは破綻宣言直後従業員にビデオメッセージを送った。彼は「信じ難いほど厳しい時間を過ごし重い気持ちでこの場に立った。会社のためにより良い結果が出るよう互いに力となり顧客を助けるように望む」と伝えた。

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