韓国野球なぜ退歩するのか…選手の年俸高騰するが実力は落ち「バブルのかたまり」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.03.19 11:22
「バブルが挟まった」「井の中の蛙だ」。
韓国野球代表チームが2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドで脱落した。非難の矢が激しかった。高額年俸を得ているのに比べ選手らの実力が劣るという評価が多い。「ハングリーさがない」という苦言まで出るほどだ。韓国野球は本当に見かけ倒しなのだろうか。
プロ野球がスタートした1982年、選手の平均年俸は1215万ウォンだった。選手の寿命が短いことを考慮し、「プロ」の名に見合った待遇に向け最高年俸基準を2400万ウォンに設定した。当時江南(カンナム)の約99平米のマンション1戸を買える金額だ。MBCの金在捕搏(キム・ジェバク)とOBの朴哲淳(パク・チョルスン)の2人が最高年俸者だった。