2万台vs131万台…「テスラショック」にリベンジ狙う世界1位のトヨタ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.20 11:57
「EV(電気自動車)ファースト」。
来月1日に世界の自動車メーカー1位であるトヨタの第12代社長兼最高経営責任者(CEO)に正式就任する佐藤恒治氏が先月13日の記者会見で表明した。トヨタ一族の豊田章男社長が14年間務めたポストを引き継ぐ彼は、「次世代EVを起点とし、EVファーストの発想で事業の在り方を大きく変えていく必要がある」と強調した。
世界1位の自動車メーカー社長の危機意識をめぐり、日本経済新聞はEVが背景にあると報道した。トヨタは既存のエンジン車と同じ工程でEVを生産しようとしたがこれが壁にぶつかったという分析も出した。昨年のトヨタのEV販売は約2万5000台。年間約1000万台を売っていることを考慮すればわずかな数値だ。EV市場を開拓したテスラは131万台を売った。そのうちトヨタ内部でも「テスラに学ぶことは多い」という反省が出てきた。現在トヨタの目標は2025年に米国でEVを生産し、2030年までに年350万台のEVを販売し、2035年にレクサス全車種をEV化するということだ。