韓国昨年10-12月期の成長率G20で2番目に低く…今年も非常灯
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.22 09:49
昨年10-12月期の韓国の前四半期比経済成長率は主要20カ国(G20)のうち2番目に低かった。今年の韓国経済の成長速度もやはりG20平均を大きく下回ると予想された。
経済協力開発機構(OECD)が集計した主要国の実質国内総生産(GDP)成長率を比較した結果だ。昨年10-12月期の韓国の経済成長率は前期比マイナス0.4%だった。G20のうち韓国より成長速度が遅い国はマイナス1.3%の南アフリカだけだった。ドイツの成長率はマイナス0.4%で韓国と同じだった。米国が0.7%、オーストラリアが0.5%、フランスが0.1%、英国と中国が0%など、韓国を上回った。ただまだ10-12月期の数値が出ていないアルゼンチン、集計対象から外れたロシアは反映していない統計だ。
昨年10-12月期のG20の経済成長率は平均0.3%でプラスを記録したが、韓国は後退した。年間で見ても同じだ。昨年の韓国の成長率は前年比2.6%でG20平均の3.2%に満たなかった。高物価と高金利にともなう世界的な景気萎縮が韓国に相対的に大きな影響をもたらしたためだ。米国、中国、欧州が競争的に行っている供給網再編、韓国輸出の柱である半導体など技術産業景気不振も否定的影響を及ぼした。