韓国統一部長官「日本と疎通チャネルを作って拉致者の情報など交換提案」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.24 15:51
日本を訪問中の権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官が日本側に北朝鮮情勢および拉致問題などに関連した情報をやり取りする疎通チャネルを作ることを提案したと24日、明らかにした。
権長官はこの日午前、東京で韓国メディアと懇談会を持ち、訪日の意味とその成果について説明した。権長官は前日にあった林芳正外相との会談で、全般的な情勢を交換するための次官級対話および実務責任者間の定例的な協議体を構成することを提案したとし「林外相も検討すると話した」と伝えた。
松野博一官房長官との会談でも拉致問題などに対して情報を交換するチャネルを作ることを提案したと述べた。権長官は「(官房長官は北朝鮮による日本人)拉致問題を扱う責任者なので、拉致者や抑留者、離散家族問題などを扱う統一部の部署である人道協力局と定期的に疎通するチャネルを作ろうと提案したが、肯定的な回答が得られることを期待している」と述べた。