<フィギュア>韓国男子初の世界選手権「銀メダル」車俊煥…「高難度技術を使いこなしたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.28 10:08
韓国フィギュア男子選手として初めて世界選手権でメダルを獲得した車俊煥〔チャ・ジュンファン、21、高麗(コリョ)大〕が3年後のオリンピック(五輪)に向けた抱負を明らかにした。
車俊煥は27日、世界選手権を終えて帰国して会見に臨み「世界選手権が私に大きな経験になった。目標にしていたメダルを取ることができて満足」と話した。続いて「今季は4回転ジャンプのトレーニングに専念し、練習の甲斐が良い点数で返ってきたようでうれしい。究極的には4回転-3回転コンビネーション・ジャンプ、クワドラプル(4回転)フリップなど高難度技術を(追加で)使いこなせるようにトレーニングに専念したい」と話した。
車俊煥は25日、埼玉で幕を閉じた国際スケート連盟(ISU)世界フィギュアスケート選手権大会2023男子シングルで自己ベストの296.03点で宇野昌磨(301.14点)に続いて銀メダルを獲得した。世界選手権で韓国人選手がメダルを獲得したのはキム・ヨナ以降、車俊煥と女子シングルのイ・ヘイン(銀メダル)が初めてだ。車俊煥の目はすでに2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ・オリンピック(五輪)に向かっている。満16歳で出場した2018平昌(ピョンチャン)五輪で15位に入った車俊煥は昨年北京五輪では5位を記録した。車俊煥は「五輪という単語はいつも胸を高鳴らせる。少しずつ発展して夢に近付けるように努力したい」と語った。