八百長加担者に免罪符、韓国サッカー協会の赦免に激しい逆風
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.31 11:15
大韓サッカー協会(KFA)が懲戒中のサッカー界関係者を電撃赦免した後、サッカー界内外で批判の声が強まっている。
サッカー協会は28日、ソウルワールドカップ(W杯)競技場で行われた韓国代表-ウルグアイ代表のAマッチに先立って理事会を開き、各種不正行為で懲戒処分を受けたサッカー界関係者100人に赦免措置を取った。今回の決定を受け、これまでサッカー界での活動が禁止された元・現選手と指導者・審判・行政職関係者が救済された。この中には2011年に発生したプロサッカー試合の八百長に関与して永久除名処分を受けた48人も含まれている。
サッカー協会は「カタールW杯16強入りを祝う一方、サッカー界の和合と新たな出発を図るための措置」とし「懲戒期間が十分でない者と性暴力、八百長の積極的加担者は除いた」と背景を説明した。