「子どもに食べさせた自分が罪人」…未承認の遺伝子組み換えズッキーニが8年流通=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.01 12:40
韓国産ズッキーニの中に「未承認の遺伝子組み換え生物等(LMO)」が確認され、最近、政府が全量回収措置を取った。問題のズッキーニは韓国国内流通から8年も経過した時点に未承認のLMO種子という事実が明らかになり、LMO管理体系に対する懸念が提起された。
◆ズッキーニ「全量リコール」…消費者・農家は当惑
農林畜産食品部(農食品部)と食品医薬品安全処によると、ある企業は米国で承認されたズッキーニLMO種子2種を輸入し、国内検疫手続きなどを踏まずに育種し、販売したことが把握された。この種子は、国立種子院が新品種登録のために出願されたズッキーニ種子のLMOに関する検査をする過程で発見された。政府は遺伝子組み換え生物等の国家間移動などに関する法律に基づき、先月26日から該当種子の販売を禁止するなど後続措置を取った。韓国産ズッキーニの全量回収・買い取りにも入った。