サッカースターの孫興ミン（ソン・フンミン、３１、トッテナム）の通帳にはいくら入っているだろうか。有名人の資産価値を推定した米国のセレブ資産レポートサイト「セレブリティ・ネット・ワース」は孫興ミンの純資産を５０００万ドル（約６５７億ウォン、約６６億円）、年俸を１２００万ドルと推定した。週給に換算すれと約２億－３億ウォン（税金約４０％）だ。

年間１０億ウォン前後だった孫興ミンの広告モデル料は昨季プレミアリーグ得点王になった後、数十億ウォン以上に増えた。今季は６得点にとどまっているが、２０２５年にトッテナムとの契約が満了する前に再契約したり移籍を通して大型契約を締結する可能性もある。

孫興ミンは故郷の春川（チュンチョン）に約１７０億ウォンを投じてＳＯＮサッカーアカデミーを建設し、コロナパンデミック期間に２億ウォンを寄付するなど善行にも率先している。

また同サイトは韓国出身の元・現メジャーリーガーの朴賛浩（パク・チャンンホ、引退）、秋信守（チュ・シンス、ＳＳＧ）の純資産はそれぞれ５２７億ウォン、トロント・ブルージェイズ投手の柳賢振（リュ・ヒョンジン）の財産は４６１億ウォンと推定した。

世界スポーツ界で最高の富豪は米プロバスケット（ＮＢＡ）の「バスケット皇帝」マイケル・ジョーダン（６０、米国）だ。ジョーダンの純資産は２兆８９８２億ウォンと推算される。ジョーダンは引退後、ＮＢＡシャーロット球団のオーナーになったが、主な収入はスポーツブランド「ナイキ」と合作した「エアジョーダン」で生じる。

昨年だけでも３０００億ウォン以上の収入があった。

純資産２位は２兆３７２５億ウォンの米プロレスＷＷＥ最高経営責任者ビンス・マクマホン（７８、米国）だ。最近ＷＷＥと米総合格闘技ＵＦＣの合併を通じて資産はさらに増える見込みだ。

３位は元テニス選手の事業家イオン・ティリアック（ルーマニア、１兆５８９５億ウォン）、４位はデンマークの元乗馬選手で家族とシューズブランドを運営するアナ・カスプルザク（１兆３０００億ウォン）だ。

「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ（米国）は６位（１兆５００億ウォン）、ＮＢＡ「キング」レブロン・ジェームズ（米国）は１０位（７９１０億ウォン）だった。しかし米経済誌紙フォーブスは５日、ウッズとジェームズの総収入をこれより多い１兆４５００億ウォン、１兆３１００億ウォンと推算した。

漢陽大のイ・ジョンソン・スポーツ産業学科教授は「スポーツ人の資産規模推定は方式や税金などによって変わる。過去に比べて情報が透明に公開されて信憑性は高いが、接近範囲が制限されていて正確でない場合もある」と話した。