【グローバルアイ】中国の非難に焦りがにじみ出ている=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.28 11:12
「鋼鉄同盟」を高らかに謳う韓米首脳を見守った中国の不安は凶器のような荒々しい言葉で噴出した。THAAD(高高度防衛ミサイル)事態以降、静かだった韓中関係が再び荒波に陥る雰囲気だ。
環球時報元編集者の胡錫進氏は27日、「大勢は逆らうのが難しい」という題名のコラムで、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を露骨に非難した。尹大統領に対して胡氏は「韓中修交以降、中国に最も非友好的な韓国大統領であり、韓国社会の反中感情をあおる実質的な煽動者の1人」としながら「韓国を悪の道に追い込んでいる」と直撃した。さらに「尹大統領は中国文化で定義する小人で、道徳性が不足していて戦略的夢遊病患者のように行動する」とし「中国はそのような政治家を叱責し、決して免罪符を与えてはいけない」と主張した。韓国を米国の「戦略的担保」に転落させたとしながらだ。前例を探しづらいほど過激な言葉だ。中国「戦狼」メディアの代表格である胡氏はソーシャルメディア2476万人のフォロワーを率いて当局の意中そのままに世論を追求してきた。「中国は戦略的決断を維持して尹政府とダンスを踊ってはならない」という部分ではその後中国の反撃を予想させる。