カルト宗教「集団自殺」事例…1000人が青酸カリ飲む事件も(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.04.29 13:47
「飢えればキリストに会える」。ケニアのカルト宗教団体「グッドニュース・インターナショナル教会」ではこうした教理に従って禁食祈祷をして餓死した人が21日(現地時間)から1週間で約100人にのぼることが分かった。言葉は禁食だが、自殺といっても過言でない。行方不明者数はその3倍の約300人で、現地ではより多くの犠牲者が出るのではという不安感が広がっている。
この団体に限られた問題ではない。カルト宗教集団内の自殺事件は東西古今を問わず絶えない。海外メディアに紹介された事例から、救援としながら人間の魂を破壊してきた蛮行を取り上げた。