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韓国警察、着陸直前に航空機のドア開けた30代の男の拘束令状申請

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.28 08:50
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済州(チェジュ)空港を出発して大邱(テグ)空港に着陸する直前に高度213メートル上空で航空機の非常口を開けて乗客を恐怖に震えさせた30代の男に対し警察が拘束令状を申請した。

大邱東部警察署は27日午後、航空保安法違反などの容疑で33歳の男の拘束令状を申請した。

 
警察関係者は「被疑者を調査するなど多方面で捜査した結果、身柄確保が必要だと判断した」と令状申請理由を明らかにした。

男は26日午後0時35分ごろ、済州空港発大邱空港行きのアシアナ航空機で着陸直前に非常口のドアを開けた容疑を受けている。

同日午後3時4分に緊急逮捕された男は警察の取り調べに「最近失業しストレスがあった。飛行機の着陸前は息苦しく早く降りたくてドアを開けた」と述べた。

男はドアを開放しそばの壁面にぶらさがるなど危険な行動をしたが乗務員と搭乗客により制圧された。

約213メートル上空で起きた男の無謀な行動により乗客は極度の不安感を訴えた。このうち9人は呼吸困難などの症状を見せ病院で治療を受けた。

航空保安法第23条によると、航空機内でドア、脱出口、機器の操作をした乗客は10年以下の懲役刑に処すことができる。

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