北朝鮮東倉里の前日の衛星写真…「発射台の下に大型トラック、パネル開く」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.31 11:16
北朝鮮が31日、東倉里(ドンチャンリ)一帯から「宇宙発射体」を発射した中、東倉里西海(ソヘ)衛星発射場の発射台の開閉型パネルが前日の30日に開いたことが明らかになったと、米国が北朝鮮専門ニュースサイトが伝えた。また、発射台の前に大型トラックが見えるなど実際の発射が迫っている状況が確認された。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)の北朝鮮情報サイト「ビヨンド・パラレル(=分断を越えて)」は30日(現地時間)、東倉里西海衛星発射場の発射準備状況をホームページで伝えた。
同サイトは「5月30日に撮影されたイメージは、発射台周辺に宇宙発射体や酸化剤タンクの運搬用と考えられる車両があることを見せている」と明らかにした。また「従来の発射台区域に最近再建されたレール式運送用構造物が連結タワーの前にあり、タワーの作業台が折りたたまれている」とし「連結タワーの下のレール式運送用構造物にロケットやミサイルを載せる時は通常、作業台をたたむ」と指摘した。さらに「こうした発射の準備は、北朝鮮が5月30日に史上初めて偵察衛星が6月中に打ち上げられると発表したのと関連している可能性が高い」と診断した。