【コラム】米中覇権争いの中で日本の地政学的魅力が浮上(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.31 11:56
◇地政学的不確実性の中で強み浮上
ここまでは一般論だ。しかしこうした説明だけではどこか寂しい側面がある。金融緩和と円安は目新しいものではない日本経済の長い間の特徴だった。3四半期ぶりのプラス成長や自社株買いの増加もやはり33年ぶりの活況を説明するには物足りない。世界的投資家であるバフェット氏が日本の証券市場に対する関心を高めさせるのに寄与したりはしたが、押し寄せる外国人投資の流入を「バフェット効果」とだけで見ることはできない。