【コラム】ワシントン政策外交の不都合な真実…「韓国料理・BTSが好き」にだまされるな(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.31 14:25
◇米国の世論を主導するメディア活用すべき
3つ目に、韓国内の聴衆・メディアだけを考慮してはいけないという点だ。ワシントンDCでは米国国民と米国メディア、世論主導層に韓国の国益がかかった内容に対して韓国と米国がウィンウィン関係になる方向で説得し、話をしなければならない。米国の世論主導層が注目するニューヨーク・タイムズ(NYT)やウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)、ニューヨーカー、CNN、フォックス(FOX)ニュース、MSNBC、CBS、ABCなど看板時事番組および主要ニュース番組に出演して韓米共同の利益方向を提示して米国世論主導層に訴えなければならない。
米国日曜朝の時事番組『Face the Nation,Meet the Press,State of the Union』などを見ると、イスラエルの首相・長官や大使、欧州国家の大使や外相、日本の支援を受ける専門家グループなどが該当国家の利益のために相次いで世論戦、すなわち政策公共外交を遂行する。韓国から訪問した人々は米国に来ても国内世論を意識した韓国メディア特派員のインタビューを受けないケースを探すのは難しい。行事以降、韓国内のポータル検索で自分のことや行事を検索する米国出張には意味がない。米国世論主導層にどのような効果を残したのかが目的にならなければならない。