韓銀総裁「最近3カ月間に家計負債が増加」…また赤信号
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.17 15:15
家計の負債がまた韓国経済の話題に浮上した。不動産価格が底を抜け出し、利上げの時期も終わるという認識が広がり、住宅担保貸出を中心に家計向け貸出がまた増えているからだ。今後の通貨・財政政策方向で家計向け貸出の流れが重要な変数となる見通しだ。
金融界によると、韓国銀行(韓銀)の李昌ヨン(イ・チャンヨン)総裁は最近、家計負債に対する警戒感を表したという。李総裁は14日、済州(チェジュ)ヘビチCCホテル&リゾートで開催された大韓商工会議所済州フォーラムで講演し「(政策)金利を年3.5%にしたところ、3カ月間で家計の負債が増えた」とし「家計負債の増加は長期的に大きな負担」と述べた。