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ベラルーシに連れ去られたウクライナの子どもたちに「バイデン死ね」洗脳教育

ⓒ 中央日報日本語版2023.08.23 11:34
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ベラルーシに連れて行かれたウクライナの子どもたちが、ロシアを称賛し米国に対する反感を育てる親ロ反米洗脳教育を受けているとウォール・ストリート・ジャーナルが21日に報道した。

同紙はベラルーシとロシアの政府資料、ポーランドのシンクタンクの報告書などを分析した結果、ウクライナ領内のロシア占領地からベラルーシに移送された子どもの数が2000人を超えることが明らかになったと伝えた。

 
報道によると、これらの子どもたちは昨年春から310人ずつ7つのグループに分かれてベラルーシ国有企業ベラルスカリが運営する療養院に入所した。

子どもたちは基礎軍事訓練を受けロシア正教会の聖職者と会い、ロシアのプーチン大統領を美化する娯楽物に登場した。昨年10月にソーシャルメディア(SNS)に掲示された動画で女性2人が劇場に集まった子どもたちの前でプーチン大統領を称賛し、バイデン米国大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領の死を叫んだ。

女性のうち1人が舞台照明の下で「プーチンが勝ってウクライナ全体を掌握しました」と結論を下すと、ウクライナの子どもたちは拍手喝采を送った。

ベラルーシはこのように戦争で親を失った子どもたちを救護するという名分でウクライナ領内のロシア占領地から子どもたちを連れ去っている。国際社会はこれを戦争犯罪とみている。オランダのハーグに本部を置く国際刑事裁判所(ICC)はウクライナの子どもをロシアに強制的に連れて行く行為を戦争犯罪とみて3月にプーチン大統領に対する逮捕状を発行している。

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