インド、世界で初めて月の南極に立つ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.24 07:49
インドが23日(現地時間)、月の南極に探査船を世界で初めて着陸させて宇宙強国の仲間入りを果たした。ロイター通信やタイムズ・オブ・インディアなどによると、この日現地時間午後6時4分ごろチャンドラヤーン3号の着陸船(ランダー)・探査車(ローバー)などが月の南極に成功裏に軟着陸した。インド宇宙研究機関(ISRO)が明らかにした探査船の着陸地点は月の南極である南緯69度付近だった。
チャンドラヤーン3号は月まで飛行する推進モジュールとランダー「ビクラム」、ローバー「プラギャン」などで構成されている。プラギャンはサンスクリット語で「知恵」という意味だ。重量26キロほどになるプラギャンは今後2週間、南極表面の鉱物成分を分析し、究極的に氷(水)の跡を調査することになる。