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歌手キム・ユナ、汚染水の放流に「映画『ブレードランナー』の中の地獄を考える」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.25 10:09
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ロックバンド紫雨林(ジャウリム)のボーカル、キム・ユナが日本が福島原発汚染水の海洋放流を始めたことに激怒した。

キム・ユナは24日、自身のインスタグラムに「RIP(Rest in peace)地球」とコメントした写真を掲載し、「数日前から怒りに包まれていた」と書いた。また「映画『ブレードランナー』+4年で映画的なディストピアが現実になり始めている」として「放射能雨が止まず、日も当たらない映画の中のロサンゼルスの風景、今日のような日に地獄について考える」と話した。

 
キム・ユナはX(旧ツイッター)を通じても水が循環する過程が描かれたイメージを掲載し「中学校科学、水の循環。海洋汚染の問題は魚と海苔を食べられるかどうかに限らない」と話した。同時に「魚を前面に出した最悪の海洋汚染はおかず選択の範囲の問題に、限りなく小さくなると書き込んだ。

これに先立ち、同日午後1時3分ごろ、東京電力は福島第1原子力発電所に貯蔵されていた汚染水の放流を開始した。

東京電力は1日に約460トンの汚染水を海水で薄めて放流する作業を17日間進め、一次的に汚染水7800トンを海に送り出す計画だ。来年3月までに放流すると予想される汚染水量は3万1200トンで、これは現在保管中の汚染水の2.3%水準だ。

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