安洗塋、韓国バドミントンに新たな歴史…世界選手権シングルス初制覇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.28 09:45
「バドミントン女帝」安洗塋(アン・セヨン、21)が韓国バドミントン史上初めて世界選手権単式で金メダルを首にかけた。
世界ランキング1位の安洗塋は27日、デンマーク・コペンハーゲンのロイヤル・アリーナで開かれた世界バドミントン連盟(BWF)の第28回世界バドミントン選手権大会女子シングルス決勝でスペインの百戦老将カロリーナ・マリン(6位)に2-0(21-12、21-10)で勝利して頂上に立った。
韓国バドミントンが男女通算で単式種目で世界選手権を制覇したのは1977年に大会が開催されてから今回が初めてとなる。女子は1993年に方銖賢(パン・スヒョン)、男子は1995年パク・サンウがそれぞれ決勝に進んだが両選手とも金には届かず涙を飲んでいた。女子選手を基準とすると30年、男子まで含めると28年ぶりに決勝に進んだ安洗塋が優勝まで掴み、2人の先輩の長年の無念をついに晴らすことができた。