伽耶古墳群7カ所、世界遺産に登録…韓国で16件目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.18 11:55
韓半島(朝鮮半島)に存在した古代文明・伽耶を代表する遺跡「伽耶古墳群」がユネスコ世界遺産に登録された。17日午後3時(現地時間)、サウジアラビア・リヤドで開かれたユネスコ世界遺産委員会で伽耶古墳群の登録を確定した。これで韓国は1995年石窟庵(ソックラム)・仏国寺(プルグクサ)、海印寺(へインサ)大蔵経板殿、宗廟(チョンミョ)を皮切りに伽耶古墳群まで計16件の(文化遺産14件・自然遺産2件)の世界遺産を保有することになった。
伽耶は紀元前後から562年まで韓半島南部で栄えた小さな国の連合体だ。慶尚南道金海(キョンサンナムド・キムへ)にあった金冠伽倻、慶尚北道高霊(キョンサンブクド・コリョン)大伽倻、慶尚南道咸安(ハマン)阿羅加耶などがよく知られている。
今回登録された古墳群は▽全羅北道南原柳谷里(チョルラブクド・ナムウォン・ユゴクリ)・斗楽里(トゥラクリ)古墳群▽慶尚北道高霊芝山洞(ジサンドン)古墳群▽慶尚南道金海市大成洞(テソンドン)古墳群▽慶尚南道咸安マリ山古墳群▽慶尚南道昌寧橋洞(チャンニョン・ギョドン)・松峴洞(ソンヒョンドン)古墳群▽慶南固城松鶴洞(コソン・ソンハクドン)古墳群▽慶尚南道陜川(ハプチョン)玉田(オクジョン)古墳群--など7つだ。