景気低迷のシグナル灯る、韓国の長短期金利また逆転
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.25 07:59
「不況の信号」に危険シグナルが再び灯った。しばらく正常軌道を歩んでいた韓国国債の長短期金利が最近再び逆転したのだ。満期が短い短期物金利が長期物金利より高まる長短期金利逆転は市場で景気低迷のシグナルと解釈される。
金融投資協会が24日に明らかにしたところによると、国債20年物と3年物金利の逆転現象が11日から21日まで7営業日にわたり続いた。米国と韓国の緊縮緩和と景気衝撃のない物価安定(ノーランディング)への期待感で3月から正常軌道に進入してから6カ月余りぶりだ。
韓国銀行と統計庁などが景気を予想する際に鋭意注視する国債10年物と3年物の金利差も急激に狭まっている。先月18日の0.188ポイントから19日には0.065ポイントで格差が減った。