ファーウェイ、サムスン・マイクロン・キオクシアのチップも使った…米制裁通じなかったか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.26 10:53
中国のファーウェイが2020年に米国政府から本格的な制裁を受けてからもサムスン電子、マイクロン、キオクシアで生産した半導体チップを使っていたとの主張が出てきた。これに先立ちファーウェイの新型スマートフォンにSKハイニックス製のNAND型フラッシュが搭載されたことが確認され、対中制裁の実効性に対する疑問が提起された。汎用製品であるメモリー半導体に対する「完ぺきな」制裁は可能なのか懐疑的な見方も出ている。
台湾のデジタイムズは25日、ファーウェイがこの3年間に発売した主要スマートフォンとタブレット製品にSKハイニックスのほかサムスン電子、マイクロン、キオクシアのメモリー半導体も使われていたと報道した。「韓日米」の代表メモリー半導体企業のチップがいずれも使われていたのだ。
デジタイムズは続けて、ファーウェイの新製品に中国のメモリーメーカーである長江メモリーテクノロジー(YMTC)と長鑫メモリーテクノロジー(CXMT)のチップは使われなかったと伝えた。2020年8月から米国の輸出統制を受け世界の主要メモリーメーカーはファーウェイとの直接取引を中断した状態だ。