バイデン大統領再び「中国包囲外交」…太平洋島しょ国と首脳会議で「4000万ドル投資」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.26 16:58
米国が25日、太平洋の島しょ国と首脳会議を行い4000万ドル(約60億円)規模のインフラ投資計画を明らかにするなど協力強化を約束した。中国との競争の中で戦略的要衝地に浮上する太平洋一帯で中国の影響力拡大を遮断するための布石とみられる。
バイデン米大統領はこの日、ワシントンDCで太平洋諸島フォーラム(PIF)との首脳会議で、「米国は自由で開放的であり繁栄して安全なインド太平洋を保障するために最善を尽くしている。この目標達成に向け首脳会議に参加したすべての国と協力している」と話した。
バイデン大統領は太平洋諸国の核心的関心事のひとつである気候変動問題と関連し、「われわれは海水面上昇が実存的な脅威になるというみなさんの声を聞いている」として気候変動と自然災害に備えるため2000万ドル以上を投資するなど支援を拡大していると話した。これとともに経済開発の重要性に言及し、「議会と協力して太平洋島しょ国インフライニシアチブに4000万ドルを投資する」とした。