ふたを開けると日本は「不況型黒字」…「円テク」停滞
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.03 08:55
円安で人気を呼んだ日本株式投資、いわゆる「円テク」が最近、勢いを失っていることが分かった。期待に反して日本の経済指標が鈍化の流れを帯びているうえ、通貨政策の不確実性が高まっているからだ。
韓国預託決済院によると、9月の国内投資家の日本株買い越し額は8412万ドル(約126億円)と、前月比23.8%減少した。今年に入って買い越し額が最も多かった7月(1億5388万ドル)と比較すると45.3%も減少した。今年に入って日本株式投資は今後の円高による為替差益と日本景気改善による株価上昇の期待から大きく増えたが、こうした流れが弱まる状況だ。
日本株式投資が停滞したのは日本の景気見通しが市場予想より明るくないからだ。日本は4-6月期に1.5%の経済成長率を見せた。こうした傾向を仮定した年間成長率は6%と、市場予測値(2.9-3.1%)の倍となる。