IMF、韓国の国の借金増加に強く警告…「年金改革できなければ50年後にGDPの2倍」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.20 07:00
韓国経済が5年後まで2%台序盤の成長率を抜け出すことができないという見通しが出てきた。国際通貨基金(IMF)は長期的に見れば50年後には政府負債が国内総生産(GDP)の2倍を超えるだろうと予想した。少子高齢化のどん底から抜け出すことができなければ韓国経済が頂点に達して下がっていくという「ピークコリア」が現実に現れるという警告だ。
IMFが19日に出した韓国年次協議報告書によると、韓国の経済成長率は今年の1.4%から来年には2.2%に高まり、その後2.1~2.3%の範囲にとどまるものとみた。具体的な見通しは2025年が2.3%、2026年と2027年が2.2%、2028年が2.1%だ。今年よりは高いとしても、2%台序盤を抜け出すことができないのは低成長が事実上定着したという意味だ。