DRAMは回復しているが…サムスン電子、ファウンドリーで悩み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.01 10:42
サムスン電子が1年ぶりにDRAM事業で四半期黒字を出した。メモリー半導体業況が回復傾向に入った影響だ。ただファウンドリー(半導体委託生産)事業の不振と家電・テレビ部門の沈滞は相変わらずだった。
サムスン電子は先月31日、連結基準で昨年10-12月期に売り上げ67兆7800億ウォン、営業利益2兆8200億ウォンを記録したと公示した。前年同期と比較して売り上げは3.81%減り、営業利益は34.4%減少した。昨年1-3月期の6400億ウォンから3四半期連続で営業利益が増えたが、四半期利益4兆ウォン前後を予想した市場見通しには満たなかった。昨年サムスン電子の全営業利益は6兆5700億ウォンで前年比84.9%減った。年間営業利益が10兆ウォンを割り込んだのは世界的金融危機があった2008年以降で初めてだ。半導体不振の影響が大きい。昨年半導体(DS)部門は年間14兆8800億ウォンの赤字を記録した。