中国外交部長「韓半島問題の悪循環を食い止めることが最も急がれる」…米中、双方の北朝鮮特使接触に同意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.19 10:36
中国外交部の王毅部長が17日(現地時間)、ドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議で韓半島(朝鮮半島)問題の悪循環を食い止めることが最も急がれていると強調した。前日、ブリンケン米国務長官と会った際には、米中の北朝鮮特使の接触を維持することにも同意した。専門家は核・ミサイル能力を高めるとともに挑発程度も高めている北朝鮮問題を巡って米中が協力に動くかどうか注目している。
王部長は今回の会議で演説を通じて「中国はグローバルホットイシューに対応する安定した力になりたいと思っている」とし、中国の関与事案として中東やウクライナに続いて韓半島問題に言及した。続いて「我々(中国)は韓半島問題の政治的解決を持続して推進してきた」とし「いま最も急がれるのは、悪循環を食い止め、当事者の合理的な安保懸念を解決し、緊張を緩和して安定を取り戻せるように促進していくこと」と述べた。昨年2月同じ会議に出席して演説した当時は韓半島問題に言及しなかったこととは異なる姿だ。