「韓国与党議員襲撃、背後・共謀勢力なし」…警察「偶発犯行」と暫定結論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.26 15:55
警察が裵賢鎮（ペ・ヒョンジン）国民の力議員襲撃事件捜査を近いうちに終える方針だ。警察はその間、計画犯罪や背後勢力の存在について捜査してきたが、可能性は高くないと判断した。
趙志浩（チョ・ジホ）ソウル警察庁長は２６日、「捜査がほとんど終わり、２８日ごろ結果を発表できるだろう」とし、このように述べた。
警察は先月２５日に裵議員襲撃事件が発生して以降、容疑者のＡ（１５）を捜査しながら計画犯罪の可能性と背後勢力の存在について調べてきた。しかし警察は捜査の結果、「偶発犯行」という暫定結論を出した。
趙庁長は「共犯・背後に関連して特に意味があると確認された内容はない」とし「Ａ君が特定政党を支持するという報道があり、ポータル検索内容を分析しながら犯行を計画、謀議したかどうかを調べたが、意味のある内容は発見できなかった」と説明した。
一方、趙庁長は鄭夢奎（チョン・モンギュ）大韓サッカー協会会長が強要、業務妨害などの疑いでソウル警察庁に告発された事件については「鍾路（チョンノ）警察署に事件を割り振ったが、もう少し捜査する必要がある」と述べた。