【社説】時代変化を反映した進展した統一案が出るべき=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.03.02 12:29
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が昨日の第105周年三一節(独立運動記念日)記念式で「自由と豊かさを享受する統一が三一運動の完成だ」と述べた。就任演説当時のように「自由」を浮き彫りにし、「統一が独立の完成」という意味を強調した。尹大統領は「自由と人権という普遍的価値を拡張することが統一だ」とし「すべての国民が主である自由な統一韓半島(朝鮮半島)に向けて進まなければいけない」と方向を提示した。
昨年の三一節で尹大統領は「日本は協力パートナー」と規定し、韓米日安保協力強化のきっかけを用意した。今年も日本に対する友好的なメッセージを強調した。尹大統領はこの1年間、韓日関係について「韓日両国はつらい過去を踏んで『新しい世の中』に向かって共に進んでいる。自由・人権・法治の価値を共有しながら共同の利益を追求し、世界の平和と繁栄のために協力するパートナーになった」と前向きに評価した。三一節だが、今年の演説の傍点は日本よりも北朝鮮問題と統一に打たれた。演説で大統領が韓日関係より南北関係を前に出して統一に言及したのは異例といえる。